ドラマ批評 毒版

2001年5月3日
「ラブレボリューション」
江角マキコ、米倉涼子主演。
ただしこれはいい男見物にのみ活用。粗筋すらいまいちつかめていない状況(笑)
いい男は押尾学と藤木直人。しかし押尾君小劇場の役者という役柄で唐突にワケのわからん台詞をいってたりしてちょと寒い。
だいたいドラマって言うのは主人公なんかの服とか化粧とかインテリアとかも含んで見るものだと思うけど江角と米倉ちゃんではどこをどう参考にすりゃいいのよって感じ!あの足の長さどうしろっちゅうのよ〜〜。しかも医者とフライトアテンダントだよ。
好きにしてください(笑)

「Love Story」
トヨエツ、ミポリン主演。
これはスピッツの主題歌が最高に良いです。
テンポのいいコメディだけどいまいち笑いのツボがずれてる感じ。
「ラブレボ」にもお見合いのシーンが出てきてたけどどっちも振袖着てたのにはびっくり。
いまどきお見合いに振袖着ていく人なんていません!!
ドラマの中のお見合いは決まって振袖なんだけどあれ、すごくしらけます。
ちょっといいほうのスーツぐらいでしょう。普通の見合い。
トヨエツはあんまり好きではないけれど寡作な作家という雰囲気は充分出てるので合格。
精力的作家が龍さんならその対称にいるという意味で・・・。

「昔の男」
藤原紀香、大沢たかお主演。
脚本が自分のコンプレックスをすべて仕事にかけている、かのような、内館牧子先生。
この人はパターンがだいたい決まっていて
1.美人に厳しい。
2.結婚生活には懐疑的
3.なぜか主人公の実家は貧乏な下町の自営業者
たいがいのドラマはこんな具合。

今回も紀香に厳しい事言わせてる。
「顔と体だけで便利使いされてます」とか。
昔の男大沢たかおにも「アイツは顔だけだって」なんていう台詞がありました。
笑ったのは大沢たかおと富田靖子の夫婦が大沢たかおがアーキテクトにもかかわらずものすごいメルヒェ〜〜ンでカントリーチックな家に住んでいる事。
もちろん話の筋でそうなっていて、「嵐(大沢たかおの役名)も無理しているのだと思いました。」なんて家を見た紀香の独白あり。


ものすごく意地悪。

でも結構面白いです(笑)

「陰陽師」
エンディングテーマはcanna。
稲垣吾郎主演。
ただし、漫画(岡野令子)や原作(夢枕 獏)には到底かなわないんでエンディングテーマのみ見てます。少しは中身も見てるけどね。

「ピュアソウル」
永作博美、緒方直人主演。
若年型アルツハイマーに冒されていく永作ちゃん。
でも垂れ流しのシーンとかもちろんないだろうし・・。
アルツハイマーや、血管性痴呆の家族を持っている人はすごくいやな気分になると思う。いろんな意味で。

病気のドラマは私は嫌いです。
緒方直人は相変わらず演技ヘタ。永作ちゃんは可愛い〜。


コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索